ジャングルの奥地や険しい山などを「秘境」と表現します。
この言葉はどのような場所を指し何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「秘境」の正しい読み方と意味について解説します。
「秘境」の正しい読み方は「ひきょう」と「ひさかい」どちら
「秘境」という言葉の読み方として「ひきょう」と「ひさかい」の2つが候補になります。
「ひきょう」と「ひさかい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「秘境」の正しい読み方は「ひきょう」です。
「秘」は「秘策」【ひさく】「部外秘」【ぶがいひ】など「ひ」と読みます。
「境」は「境遇」【きょうぐう】「越境」【えっきょう】など「きょう」と読むほか、「境目」【さかいめ】「見境」【みさかい】など「さかい」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「ひきょう」と「ひさかい」になりますが「秘境」の正しい読み方は「秘境」です。
「秘境」の意味
「秘境」とは、「外部の人間がほとんど足を踏み入れたことがなく分かっていないことが多い場所」を指す言葉です。
ジャングルの奥地や高山など到達するのが困難でほとんど人が訪れたことがなく解明の進んでいない場所を差します。
情報が外まで伝わっておらず秘密が多い地域を指す言葉であり、そこに人が住んでいても外部に情報が伝わっていなければ「秘境」と呼ばれます。
神秘的なイメージも含むものの基本的には明らかになっていないことが多い地域に対して用いる表現です。
「秘境」の言葉の使い方や使われ方
・『秘境を探検する』
・『冒険の末に秘境へと足を踏み入れる』
・『外界から閉ざされている場所は秘境と呼ぶのにふさわしい』
まとめ
「秘境」の読み方は「ひきょう」が正しく「ひさかい」は正しくない読み方です。
山間の温泉からジャングルの奥地までさまざまな場所に用いられる表現なので憶えておきましょう。