「簡約」の読み方と意味とは?「かんやく」と「かんちか」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「簡約」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「簡約」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「簡約」の正しい読み方は「かんやく」と「かんちか」どちら

手短にまとめることを「簡約」といいますが、読み方は「かんやく」「かんちか」のどちらが正しいのでしょうか。

正しい読み方の結論

「簡約」の正しい読み方は「かんやく」です。

漢字の「約」は音読みで「ヤク」、訓読みで「ちかう」と読みます。

「簡約」の読み方には音読みの「ヤク」が当てはまるので、訓読みの「ちか(う)」を使った「かんちか」という読み方は間違いになります。

「簡約」の意味

「簡約」の意味は「長く複雑な文章などをわかりやすく手短にまとめること」です。

漢字の「簡」には「おおまか」という意味があり、「約」には「ちぢめる」「おおよそ」という意味があります。

これらの漢字を組み合わせた「簡約」「ある事象の内容をおおまかに表すため、複雑な部分を省いて小さくまとめること」を表しています。

主に、長い話や文章など、複雑で量が多く、そのままではわかりにくい文字の羅列を短くまとめ、簡単でわかりやすくすることを表す時に、この言葉を使います。

類語は「簡略」(かんりゃく)「簡潔」(かんけつ)などです。

「簡略」「簡約」と同じく「手短にまとめる」という意味を持ちますが、主に手続きや形式に対して使われるところが少し異なります。

「簡潔」「短くまとまっている様子」を意味し、「簡約」「簡略」が動作を表すのに対し、状況を表しているところが両者との違いになっています。

「簡約」の言葉の使い方や使われ方

・『10ページ分ある説明文を3ページに簡約した』
・『長すぎる挨拶は簡約して話したほうが聴衆も喜ぶはずだ』
・『難解な文章を簡約して誰でも理解できるようにする』

まとめ

「簡約」は長くて複雑な話や文章を手短にまとめることで「かんやく」と読みます。

「約う」と書いて「ちかう」と読みますが「簡約」「かんちか」と読むと間違いになります。

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