この記事では、「羊蹄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「羊蹄」の正しい読み方は「ぎしぎし」と「ようてい」どちら
「羊蹄」の「羊」は、音読みで「ヨウ」、訓読みで「ひつじ」と読みます。
また「蹄」は、音読みで「テイ」、訓読みで「ひずめ」、「わな」と読むことができます。
「羊」と「蹄」を両方音読みで読むと、「ようてい」となります。
しかし、「羊」と「蹄」の音読み、訓読みでは「ぎしぎし」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「羊蹄」は「ぎしぎし」と「ようてい」のどちらでも読むことができます。
ですが、一般的には「ぎしぎし」と読まれています。
読み方は異なりますが、「ぎしぎし」と「ようてい」は同じものを表しています。
「ぎしぎし」の名前の由来は、ギシギシと音を立てるところからと言う説がありますが、定かではないようです。
「羊蹄」の意味
「羊蹄」とは、タデ科の多年草の植物のことを言います。
そして、「羊蹄」は生薬としても利用されています。
「羊蹄」の「羊」は、「ひつじ」、「ウシ科ヤギ亜科の哺乳類」などの意味があります。
また「蹄」は、「ひずめ」、「わな」などを表しています。
「羊蹄」の漢字の語源は、葉の形と羊の蹄が似ているところから来ていると言われています。
「羊蹄」の言葉の使い方や使われ方
・『羊蹄はやや湿った道端や、土手、あぜ道などに群生しています』
・『羊蹄の開花は初夏の頃で、花弁はなく、花は小さいのが特徴です』
・『羊蹄の果実は痩果なので裂開はしません』
まとめ
植物の漢字の名前や読み方は、その生態や様子などから来ているものが多いようです。
中でも、「羊蹄」の「ぎしぎし」のように、音が由来となっている点には興味深いものがあります。