この記事では、「老舗」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「老舗」の正しい読み方は「ろうほ」と「しにせ」どちら
「老舗」という言葉を構成する漢字は「老」と「舗」で、それぞれ「ろう」と「ほ」と読みます。
このことから「老舗」は「ろうほ」と読みます。
しかし、「老舗」は「しにせ」とも読まれ、現在ではこちらの読み方が一般的で広く使われています。
これは熟字訓と呼ばれている読み方であり、二つ以上の漢字の組み合わせに訓読みを当てた読み方となっています。
以上のことから一般的に「老舗」は、ほとんどの場合「しにせ」と読みますが「ろうほ」と読んでも問題はないという事です。
正しい読み方の結論
「老舗」の読み方は一般的に「しにせ」と読まれることが多いですが、「ろうほ」と読んでも問題はありません。
「老舗」の意味
「老舗」を「しにせ」と読んだ場合は、「先祖代々の家業を受け継ぐ」や「仕事や商売を長年続け、信用がある」という意味の言葉「仕似す」が連用形となった形であり、「同じ商売を代々続けている格式のある店」や「先祖代々家業を継ぐこと」という意味を持つ言葉です。
何代にも渡って同じ商売を続け、信用と格式が高い店を「老舗」と呼びます。
「」の言葉の使い方や使われ方
・『日本は老舗大国と言われるほど、老舗の企業が多い国である』
・『老舗旅館のサービスには目を見張るものがある』
・『私は近くにある老舗和菓子店の大福が大好物だ』
まとめ
「老舗」の読み方は、一般的には「しにせ」と読まれますが、「ろうほ」と読んでも問題はありません。
「老舗」の語源や意味、読み方を正しく覚えて適切に使用できるようにしましょう。