この記事では、「背く」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「背く」の正しい読み方
「背く」の正しい読み方は「そむく」です。
「そむ・く」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「背く」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「背く」は「せく」「はいく」などと間違って読まれることがあります。
「背く」について説明
「背く」の意味は以下の通りです。
1つ目は「上からの命令や決まりに従わず、反抗すること」という意味です。
2つ目は「主君や上司を裏切り謀反を起こすこと」という意味です。
3つ目は「世間から離れていくこと」という意味です。
4つ目は「予想していたことと反対の結果になること」という意味です。
5つ目は「その方向に背を向けること」という意味です。
「背く」は動詞として「背く・背いた」「背かれる」などと使われます。
似た意味の言葉に「逆らう(さからう)」があり、こちらは「反抗の意思を言葉や行動で表すこと」という意味です。
「背く」は「反抗する意思を行動で示すこと」に使われることが多くなります。
「背く」の言葉の由来
「背く」の「背」という漢字は「2人の人が背を向けている」象形で、ここから「背中」という意味になりました。
「そむく」という言葉は、「背を向けること」という意味の「背向く(せむく)」が変化した語で、「背を向ける」、つまり「反対へ行く」「離れる」、転じて「反抗する」という意味で使われる様になりました。
まとめ
今回は「背く」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。