この記事では、「自若」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「自若」の正しい読み方は「じじゃく」と「じわか」どちら
「自若」は「じじゃく」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「自」の音読みは「じ・し」、訓読みは「みずか(ら)・おのずか(ら)・よ(り)」、「若」の音読みは「じゃく・にゃく・にゃ」、訓読みは「わか(い)・ も(しくは)・し(く)・ごと(し)・も(し)・なんじ」です。
「自若」と表記する場合「じわか」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「自若」の正しい読み方は「じじゃく」です。
「じわか」とは読みません。
「自若」の意味
「自若」の意味は「重大なことが起きても落ち着いていて、言動や様子に少しの動揺も見せない様子」のことです。
「自」の漢字は「鼻の形」を表し、自らを表す時に鼻を指すことから「じぶん」という意味で使われています。
「若」は「~のようだ」「ごとし」という意味、「自若」で「まさにおのれのごとし」になり、転じて「ものごとの動じない」という意味で使われています。
「自若」の言葉の使い方や使われ方
「自若」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『皆がパニックに陥る中、彼だけ泰然自若としていた』
・『日本人は地震が起きても言笑自若(げんしょうじじゃく)としている』
・『子供のころから神色自若(しんしょくじじゃく)で目立っていた』
まとめ
今回は「自若」の読み方について紹介しました。
「自若」の正しい読み方は「じじゃく」で、「じわか」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。