この記事では、「託ける」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「託ける」の正しい読み方は「たくつける」と「かこつける」どちら
「託ける」には2つの読み方があります。
1つ目は「かこつける」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「ことづける」で、こちらも訓読みです。
「託」は訓読みで「ことづ(かる・ける)・ かこつ(ける)・ かこつ」と読みます。
「託つ」として「かこつ」と読みますが、「かこつける」という言葉はありません。
正しい読み方の結論
「託ける」の正しい読み方は「かこつける」「ことづける」の2つで、読み方により意味が違ってきます。
「たくつける」という言葉はありません。
「託ける」の意味
「託ける」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「かこつける」と読む場合、「直接には関係しない他の事と無理に結びつけて、自分にとって都合のよい口実にする」という意味です。
「ことづける」と読む場合、「人へあてて第三者に伝言を頼む」「人へあてて第三者に品物を取り次いでもらう」「自分に都合の良い口実する」という意味で、「言付ける」とも書きます。
「託ける」の言葉の使い方や使われ方
「託ける」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『妻が熱を出したのに託けて(かこつけて)会社を休む』
・『来客に託けて(かこつけて)酒を飲む』
・『電話口の女性に、後ほどまた連絡すると伝えて欲しいと託ける(ことづける)』
まとめ
今回は「託ける」の読み方について紹介しました。
「託ける」は「たくつける」も「かこつける」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。