この記事では、「輩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「輩」の正しい読み方は「はい」と「やから」、「ともがら」
「輩」は音読みだと「はい」と読み、訓読みだと「やから」や「ともがら」と読む漢字です。
「輩」には「同じ血筋の人々」や「一族」、「同類の者たち」や「仲間」、「連中」、とりわけ「悪い連中」を意味する「やから」や「同類の者たち」や「仲間」を意味する「ともがら」、「ならぶ」、「つらなる」、「次々と並ぶ」、「次いで」、「順序」という意味が含まれています。
「輩」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「輩」は字体に「非」を含めることから「非」の訓読みである「ひ」と読み間違えたり、同じく字体に「車」を含めることから「車」の音読みである「しゃ」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。
「輩」を使った熟語
ここでは「輩」を使った熟語をいくつか紹介していきます。
「同輩(どうはい)」
「同輩」は「地位や年齢、身分などが同じくらいの人」という意味を表す言葉であり、「等輩(どうはい)」と表記されることもあります。
「吾輩(わがはい)」
「吾輩」は「俺様」や「わし」など主に男性が用いる一人称代名詞としての意味や、「我々」、「我ら」という意味を含める言葉です。
まとめ
「輩」は音読みだと「はい」と読み、訓読みだと「やから」や「ともがら」と読む漢字であり、「やから」や「ともがら」、「ならぶ」、「つらなる」、「次々と並ぶ」、「次いで」、「順序」という意味を表すということでした。