この記事では、「飛蚊症」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「飛蚊症」の正しい読み方
「飛蚊症」の正しい読み方は「ひぶんしょう」です。
「ひ・ぶん・しょう」共に音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「飛蚊症」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「飛蚊症」は「ひかしょう」「とびかしょう」などと間違って読まれることがあります。
「飛蚊症」について説明
「飛蚊症」とは、「眼球にある硝子体(しょうしたい)という部位に濁った部分ができ、その影が網膜に映るために、目の前を蚊や糸くずが飛んでいるように見える症状」という意味です。
目の前に黒い点が浮かび、眼球を動かすと同じように移動します。
主に加齢により、硝子体の細胞がはがれおちることが原因で生じるものですが、中には強い衝撃を受けたことによる網膜剥離が原因の場合もあります。
「飛蚊症」は医学用語として日常でも使われることの多い言葉です。
「飛蚊症」の言葉の由来
「飛蚊症」は漢字の意味から成り立つ熟語です。
「飛」は「と(ぶ)」とも読み「空をとぶ」「とびあがる」という意味、「蚊」は「か」とも読み、「昆虫のカ」という意味、「症」は「病気の性質や状態」「特定の症状の現れる病気」という意味、「飛蚊症」で「蚊が飛んでいるかの様な症状が現れる病気」になります。
まとめ
今回は「飛蚊症」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。