くさかんむりに心3つで「蕊」の読み方とは?簡単に解釈

くさかんむりに心3つで「蕊」の読み方とは? 読み方

この記事では、「蕊」の読み方を分かりやすく説明していきます。

くさかんむりに心3つで「蕊」の読み方

蕊は音読みで、ずいやせん、せつ等と読む事が出来る漢字です。

訓読みでは、しべと読む事が可能となっています。

「蕊」の意味や解説

表記された漢字を見れば直ぐに理解出来る事ですが蕊は、くさかんむりの下に、心の漢字を3つ書き加えて成立している漢字です。

おしべやめしべ、花の生殖器官という意味を持つ漢字として使用されています。

そんな蕊は、漢字検定では準1級クラスとなっていますが、常用漢字には含まれてはいません。

そのため普段の生活の中では、この蕊の漢字を見掛ける機会は決して多くはなく、大半の人にとっては余り馴染みがない漢字です。

「蕊」の熟語での使い方や使われ方

・『雌蕊』【めしべ、しずい】
「種子植物の花の中心に存在している雌性の生殖器官」を示す言葉として、使われています。
雄性配偶体である花粉を受け入れ、受粉が成立するためのなかだちを行う機能を表す言葉です。

・『雄蕊』【おしべ、ゆうずい】
「種子植物の花の雄性を有する生殖器官」を指し示す言葉として、この雄蕊は駆使されています。

・『四長雄蕊』【しちょうゆうずい】
「6本のおしべの中で、4本は長く2本が短いもの」を表現した言葉であり、主にアブラナ科植物に見る事が出来る特徴です。

まとめ

くさかんむりの下に大小3つの心の漢字を付け足す事で生まれた蕊の漢字は、音読みでずいやせつ、せちとかに、訓読みでしべと読む事が可能です。

花の生殖器官や、おしべとめしべといった意味を所有する漢字として、用いられています。

とはいえ蕊は、常用漢字外となっているため、雑誌やテレビ、新聞等のメディア関連では基本的に見られない漢字です。

お陰で日常生活の中でも、滅多に見掛けない漢字となっているので、現代人にとっては馴染みがない漢字の1つと言えます。

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