さんずいに谷と書く「浴」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。
今回は、「浴」の読み方と意味について解説します。
さんずいに谷で「浴」の読み方
「浴」の読み方は音読みでは、訓読みではです。
「浴」の意味や解説
「浴」とは、「液体を体にかぶること」を意味する言葉です。
大量の液体が体にかかることを意味します。
くみげた液体を体にかけるような行為のほかたくさんの液体に体をひたす行為も含みます。
一般的には水やお湯などを体で受ける動作を表す意味で使われる言葉で、水をくみ上げて体にかけたり湯船にためたお湯に体をつけたりする行為を表す言葉です。
基本的には液体に対して用いられる表現ですが舞い上がったホコリや射掛けられた矢など液体以外のものでも一度に多くの量を受ける場合に使います。
「浴」の熟語での使い方や使われ方
・『入浴』【にゅうよく】
「風呂に入ること」を意味します。
湯船にためたお湯に体をつける行為を指す言葉です。
ただお湯の中に入るだけではなく体を洗ったり洗髪したりなど風呂に入って体をきれいにする行為全般を指す表現です。
基本的にはためたお湯に体をつける行為を表す言葉ですが体を洗うという意味もあるので湯につからずシャワーを使うだけの行為も含みます。
・『海水浴』【かいすいよく】
「海で泳ぐこと」を意味します。
一般的には海で泳いで遊ぶことを目的にしたレジャーの意味で使いますが、元々海に入るのは遊びのためではなく健康目的で湯治のような扱いだったことから「浴」の字が使われています。
・『沐浴』【もくよく】
「体を洗って清めること」を意味します。
水や湯で体の汚れを落として清めることを表します。
一般的には宗教的な意味で使うことが多く穢れを祓うために体を洗う行為を指す言葉です。
まとめ
「浴」は日常的にも広く使われている言葉です。
読み方によって表す動作が変化するのでそれぞれの読み方と意味を憶えておきましょう。