にんべんに表と書く漢字には「俵」があります。
この記事では、「俵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに表で「俵」の読み方
「俵」は音読みで「ひょう」と読み、訓読みは「たわら」と読みます。
「俵」の意味や解説
「俵」は藁などを編んで作った袋や入れ物を示す言葉であり、こちらは食料品や木炭などを入れるものとして使われます。
この「俵」に入れるものとして有名なものには米があり、これを入れたものは「米俵」と表現します。
「俵」は米以外にも様々な穀物や芋類を保存する入れ物であり、これらは商品の取引で容量を測りやすい点が特徴です。
特に「米俵」は年貢米を納める時に使われており、その容量は全国で統一されていたことは有名です。
「俵」はこれ以外にも相撲の競技場に使われていることが有名であり、この「土俵」は場所ごとに手作業で作られる仕組みになっています。
「俵」は人名としても使われる漢字であり、平安時代の貴族である「藤原秀郷」は別名「俵藤太」として知られています。
彼の伝説を描いた「俵藤太物語」は百足退治伝説を描いたものとして有名です。
「俵」の熟語での使い方や使われ方
・『米俵』【こめだわら】
「藁などで編んだ入れ物に米を入れたもの」であり、こちらは日本で伝統的に使われてきました。
「米俵」の容量は年貢米の仕組みから統一されているものが多いのが特徴です。
・『土俵』【どひょう】
「相撲の競技場」であり、こちらは場所ごとに手作業で作られるのが特徴です。
・『桟俵』【さんだわら】
「米俵の両端に付ける蓋」を示す言葉です。
まとめ
「俵」は藁などで編んだ容器であり、こちらは「米俵」が有名です。
これ以外にも相撲の競技場である「土俵」は毎回手作業で作成されます。