手へんに目目隹又で「攫」の読み方とは?簡単に解釈

手へんに目目隹又で「攫」の読み方とは? 読み方

手へんに目目隹又と書く「攫」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「攫」の読み方と意味について解説します。

手へんに目目隹又で「攫」の読み方

「攫」の読み方は音読みでは「カク」、訓読みでは「つか?む」「さら?う」です。

「攫」の意味や解説

「攫」とは、「力任せに手でつかむこと」を意味する言葉です。

手のひらで物体を握りこむように保持することを「つかむ」といいます。

つかむ行為の中でも対象への影響を考慮することなく力任せにつかむような動作を表す言葉が「攫」です。

細かいことを考えず力任せにがばっとつかむような動作を指す言葉で、細かいことを考えていない大雑把なつかみ方を表します。

つかんだ物がどうなるかも考えず自分勝手につかむ様子から「つかんで自分のものにするという意味で使われるようになり、そこから転じて「相手の意思を考慮することなく身柄を拘束して連れていく」という「さらう」の意味でも使われる言葉です。

「攫」の熟語での使い方や使われ方

・『一攫千金』【いっかくせんきん】
「1回で多額の金銭を獲得すること」を意味する四字熟語です。

ひとつかみで千金、つまり多額の金をつかみとるような巨額の利益を表します。

コツコツと堅実に設けるのではなく大勝負に出て大儲けするようなハイリターンを表す言葉です。

・『人攫い』【ひとさらい】
「人の身柄を無理やり拘束して連れ去ること」を意味する言葉です。

略取や誘拐など相手の意思を確認することなく無理やり連れ去る行為を表します。

身代金目的のほか危害を加えたり人身売買で売り飛ばしたりなど目的や手段を問わず連れ去る行為全般を表す言葉で、そのような連れ去り行為を実行する悪人を指す意味でも使います。

まとめ

「攫」は意味が限定的で使う場面が限られます。

熟語もそれほど多くないのでそれぞれの意味と読み方を正しく理解しておきましょう。

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