木へんに蜜で「櫁」の読み方とは?簡単に解釈

木へんに蜜で「櫁」の読み方とは? 読み方

この記事では、「櫁」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに蜜で「櫁」の読み方

「櫁」は音読みでは、「ビツ」「ミツ」と読みます。

また、訓読みで「しきみ」「じんこう」と読みます。

「櫁」の漢字の意味や解説

「櫁」「シキミ」のことを表しています。

「シキミ」はマツブサ科シキミ属に分類される常緑小高木のことを言います。

日本の本州から沖縄諸島、済州島に分布しています。

「シキミ」は樹高が2mから5m程度で、枝や葉には強い香りがあります。

開花時期は3月から5月頃で、薄い黄白色の花が咲きます。

9月から10月頃に果実がなりますが、特に実は強い毒があり、劇物に指定されています。

「櫁」は他にも、「ジンコウ」の意味を持っています。

「ジンコウ」はジンチョウゲ科ジンコウ属に属する常緑高木のことを指しています。

「ジンコウ」は香木の一種で、漢字では「沈香」と表記します。

「ジンコウ」の中でも、最も良質なものが「キャラ(伽羅)」です。

現在はワシントン条約の希少品目第二種になっています。

「櫁」「木」「蜜」と書きますが、「木」「き」「立ち木」「材木」などの意味があります。

また、「蜜」「みつ」「はちみつ」「甘い」などを表しています。

「櫁」の地名や名前での使われ方

・『櫁柑山』【みかんやま】
・『櫁柑』【みかん】
・『櫁川』【みつかわ】
いずれも名字で用いられています。

まとめ

「シキミ」の漢字表記は他にも、「樒」「?」があります。

「シキミ」は別称が数多くあります。

「コウノキ(香の木)」「ハナシバ(花柴)」「ハナノキ(花の木)」「コウノハナ(香の花)」「タコウボク(多香木)」あるいは「コウシバ(香芝)」などが挙げられます。

言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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