金へんに句で「鉤」の読み方とは?簡単に解釈

金へんに句で「鉤」の読み方とは? 読み方

金へんに句と書く「鉤」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「鉤」の読み方と意味について解説します。

金へんに句で「鉤」の読み方

「鉤」の読み方は音読みでは「コウ」「ク」、訓読みでは「かぎ」「つりばり」「か?ける」「ま?がる」です。

「鉤」の意味や解説

「鉤」とは、「物を引っ掛けたり吊り下げたりするのに使う先端が湾曲した棒状の道具」です。

主に金属製で物を引っ掛けて手繰り寄せたりぶら下げたりするのに使う先端が大きく曲がった細長い棒を指します。

一般的にフックと呼ばれている「?」のような曲がった形をした道具全般を表す言葉です。

先端の曲がった部分を物に引っ掛けて遠くの物を手繰り寄せる、物をかき分け広げて固定する、相手に引っ掛けて捕獲する、物を吊り下げるなどさまざまな用途に用いられます。

曲がった部分を利用して引っ掛けるだけではなく釣り用の針など鋭く尖らせた先端部を対象物に突き刺してがっちりと固定させる場合もあります。

「鉤」の熟語での使い方や使われ方

・『鉤爪』【かぎづめ】
「先端部が大きく湾曲した爪」のことです。

根元から先端部にかけ湾曲している爪のことで、爪を狩猟や戦闘の武器として用いる野生動物に広く見られます。

ナマケモノのように相手を傷つけるためではなく木にぶら下がるために利用しているケースもあります。

湾曲した先端を利用して相手を傷つけたり高い斜面を登ったりするのに使う手にはめる道具を指す意味でも使われる言葉です。

・『自在鉤』【じざいかぎ】
「囲炉裏の上に設置されている鍋を吊るすための道具」を指す言葉です。

囲炉裏の上には鍋を火にかけられるように天井から湾曲した先端が取り付けられた木の棒が吊るされています。

この棒には長さを調節できる仕組みがあり主に魚の形をしたストッパーとなる部品を動かすことで自由自在に長さを調節しちょうどいい場所で鍋を火にかけられるように作られていることから「自在鉤」と呼ばれます。

まとめ

「鉤」は我々の身近にもよくある道具です。

さまざまな用途に広く用いられている道具なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。

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