台風が接近している時はなるべく早く「帰宅」するよう求められます。
「帰宅」とは具体的にどのような行動を指しどんな読み方が正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「帰宅」の正しい読み方と意味について解説します。
「帰宅」の正しい読み方は「きたく」と「かえたく」どちら
「帰宅」という言葉の読み方として思い当たるのは「きたく」と「かえたく」の2つです。
「きたく」と「かえたく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「帰宅」の正しい読み方は「きたく」です。
「帰」には「帰還」【きかん】「直帰」【ちょっき】など「き」という読み方と、「帰り道」【かえりみち】「行き帰り」【いきかえり】など「かえ」という読み方があります。
「宅」は「宅配」【たくはい】「在宅」【ざいたく】など「たく」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「きたく」と「かえたく」のうち「帰宅」の正しい読み方は「きたく」です。
「帰宅」の意味
「帰宅」とは、「住んでいる自分の家に帰ること」を意味する言葉です。
会社や学校など出かけた先から自分の家へと戻ることを指します。
生活拠点として住み続けている場所に戻ることを指す言葉なので、寝泊まりしていても旅先でホテルに戻ることを「帰宅」とはいいません。
厳密には「自宅に帰り着くこと」を表す言葉なので、自宅に戻る道のりは「帰宅途中」と表現します。
「帰宅」の言葉の使い方や使われ方
・『仕事を終えて帰宅する』
・『残業したので帰宅が11時になった』
・『途中でスーパーに寄ってから帰宅する』
まとめ
「帰宅」の読み方は「きたく」が正しく「かえたく」は間違った読み方です。
使ったことがない人はいないと言ってもいいほど日常的な言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。