この記事では、「身辺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「身辺」の正しい読み方は「みへん」と「しんぺん」どちら
身辺の漢字を見た人の中には、みへんと読んでしまう人もいるものです。
確かに身の漢字は単体で、みという読みがあるし、辺の漢字も、へんと読む事が出来ます。
お陰でそれら2つの漢字の読みを合わせて、身辺を、みへんと読んでしまうのです。
所が身辺の漢字を、みへんと読むのは単純に誤りで、しんぺんと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
身辺は、しんぺんと読むのが正解な言葉です。
とはいえ身の漢字は、み以外にも、しんという読みがありますが、後ろの辺の漢字はどうして、へんではなく、ぺんと読むのか分からないという人もいたりします。
そもそもこれは日本語の、半濁音化と呼ばれる特殊な読み方で、2つの語が結び付いて1つの語を形成する際に、後ろの語頭のハ行音が、パ行音に変化する事があるのです。
身辺は、そんな半濁音化によって、しんへんではなく、しんぺんと読む事になります。
「身辺」の意味
身辺は、からだやみといった意味を持っている身の漢字に、ごく近い場所や近くといった意味を有する辺の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ身辺は、身のまわりや身近な周辺といった意味を表すのです。
「身辺」の言葉の使い方や使われ方
・『結婚を決める前に相手の身辺調査はきちんと行った方が良いです』
・『会社には恩があるので、しっかり身辺整理を行った上で退職します』
・『次期社長候補に名前が挙がった事で、彼の身辺は騒がしくなりました』
まとめ
身の漢字は、みと読めるし、辺の漢字も、へんと読む事が出来ます。
ですがそれらの読みを合わせて身辺を、みへんと読むのは間違いで、しんぺんと読むべき言葉です。
更にそんな身辺は、身近な辺りや身のまわりといった意味を示す際に、用いられる言葉となっています。