この記事では、「分別」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「分別」の正しい読み方は「ふんべつ」と「ぶんべつ」どちら
「分別」には2つの読み方があります。
「ふんべつ」と読む場合、「分」をそのまま音読みにしています。
「分」には「ふん・ぶん・ぶ」という読み方があり、いずれも一般的によく使われています。
「ぶんべつ」と読む場合、「ぶん」と濁音にした読み方で、こちらも音読みになります。
同じような読み方に「分裂(ぶんれつ)」「分散(ぶんさん)」などがあります。
正しい読み方の結論
「分別」は「ふんべつ」「ぶんべつ」どちらの読み方も使われています。
ただし、読み方により意味が違ってきます。
「分別」の意味
「分別」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「ふんべつ」と読む場合、「ものごとの善悪や是非を判断する能力のこと」という意味で、正しい常識や知識によりよく考えることです。
2つ目は「種類によって分けること」という意味で、複数のものを性質や特徴などにより区別することです。
どちらも共通するのは「分けること」という意味ですが、人に備わっている能力か、物を識別することか、という違いがあります。
「分別」の言葉の使い方や使われ方
「分別」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『まだ子供でものごとの分別(ふんべつ)がついていない』
・『年長者に対してもっと分別(ふんべつ)をわきまえるべきだ』
・『この地域はゴミの分別(ぶんべつ)方法が難しい』
まとめ
今回は「分別」の読み方について紹介しました。
「分別」は「ふんべつ」も「ぶんべつ」も正しい読み方で、使われる意味により読み方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。