この記事では、「納得」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「納得」の正しい読み方は「なっとく」と「のうとく」どちら
「納得」には2つの読み方があります。
1つ目は「なっとく」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「のうとく」で、こちらも音読みになります。
「納」の音読みは「のう・なっ・な・なん・とう」、訓読みは「おさ(める)・おさ(まる)・い(れる)」、「得」の音読みは「とく」、訓読みは「え(る)・う(る)」です。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「納得」の正しい読み方は「なっとく」「のうとく」の2つで、読み方により意味が違ってきます。
「納得」の意味
「納得」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「なっとく」と読む場合、「他人の考えや行動などを、十分に理解して受け入れること」という意味です。
「のうとく」と読む場合、「仏教用語で、仏の教えを受け入れて生きること」という意味です。
「納」は「役所などにおさめ入れる」から転じて「しまう」「受け入れる」という意味、「得」は「手に入れる」から転じて「心にかなう」「理解する」という意味、「納得」で「理解して受け入れること」になります。
「納得」の言葉の使い方や使われ方
「納得」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『今回の勝敗は誰もが納得(なっとく)できる結果となった』
・『トラブルを自分だけの責任にされるのは納得(なっとく)できない』
・『顧客によく説明して納得(なっとく)してから購入してもらう』
まとめ
今回は「納得」の読み方について紹介しました。
「納得」の正しい読み方は「なっとく」「のうとく」の2つです。
正しく読める様に覚えておきましょう。