この記事では、「値段」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「値段」の正しい読み方は「ねだん」と「ちだん」どちら
「値段」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の読みを確認します。
「値」の漢字の音読みは「チ」で、訓読みは「ね・あたい」です。
また、「段」の漢字の音読みは「ダン」で、訓読みは常用漢字外の読みですが「きざはし」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ちだん」と読めることが分かります。
また訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば「ねだん」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらこの分析からは判断できません。
さて、「値段」の正しい読み方は「ねだん」と「ちだん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「値段」の正しい読み方は「ねだん」で、「ちだん」と読むのは間違いです。
この熟語においては、最も一般的な音読みを重ねた読み方ではなく、少し特殊と言える湯桶読みの方が正しいことになります。
「値段」の意味
「値段」とは「売買されるときの金額」を意味する言葉です。
「値段」の言葉の使い方や使われ方
・『商品の価値と値段のバランスはコストパフォーマンスと呼ばれ、商品の選定時に多くの人が重視する項目です』
・『利益を大きくしようとして値段を高く設定すれば、結局、売れないことになります』
・『商品の値段は需要と供給のバランスによって変動するとされています』
まとめ
「値段」の正しい読み方は「ねだん」で、「ちだん」と読むのは間違いです。
また、この「値段」とは「売買されるときの金額」を意味する言葉です。
