この記事では、中華料理「刀削麺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「刀削麺」の正しい読み方は「とうしょうめん」
「刀削麺」は、中国では「ダオシャオミエン(Daoxiao Mian)」と呼び、日本ではダオシャオミエンの発音に由来して「とうしょうめん」と読みます。
また、漢字をそのまま音読みにして「とうさくめん」と読むこともできます。
「刀削麺」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「刀削麺」は近年日本でも目にするようになった中華料理ですが、読み方が難しいため「とうしょうめん」と読める人は少ないでしょう。
「刀削麺」という言葉を知らない場合は「刀」と「削」を訓読みにして「かたなけずりめん」と読んでしまう可能性があります。
「刀削麺」について説明
「刀削麺」は、麺を茹でる時に生地のかたまりを刃物で削りながら鍋に入れていく、中国・山西省の名物料理のひとつです。
刃物で生地を削ってつくる麺なので、その名が付けられています。
この料理は山西省で古くから親しまれている麺料理で、金属の薄い板から包丁の代わりになる物を自作したのがきっかけで誕生したとされています。
調理には、専用の平たい板のような薄い包丁を用い、片手に生地のかたまり、もう片方の手に包丁を持ち、表面を少しずつそぎ落としながら麺を1本ずつ鍋に投げ込んでいくのが特徴です。
麺はきしめんのように平たくて1本ずつ形が異なり、もちもちした独特の食感があります。
麺はとろみのあるあんやトマトを使ったスープに絡めて食べるのが一般的で、味の美味しさはもちろん、調理人が麺を茹でる時のパフォーマンス性の高さにも人気があります。
まとめ
「刀削麺」の正しい読み方は「とうしょうめん」または「とうさくめん」です。
外国の料理は読み方が難しいものが多いですが、正しい読み方を覚えておくと、飲食店で注文する時などに役立ちます。