この記事では、「愛娘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「愛娘」の正しい読み方は「まなむすめ」と「あいがん」どちら
「愛娘」の正しい読み方を検討するために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の読みに付いて、確認します。
「愛」の漢字の音読みは「アイ」で、訓読みは「め(でる)・いと(しい)・まな・う(い)」です。
また、「娘」の方は音読みは「ジョウ・ニョウ」で、訓読みは「むすめ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「あいじょう」や「あいにょう」と読むことは可能ですが、「あいがん」とは、読めそうにありません。
また、訓読み+訓読みで繋げば「まなむすめ」と読むことが可能です。
さて、「愛娘」の正しい読み方は「まなむすめ」と「あいがん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、先に個別の漢字の読みから推察した通り「愛娘」の正しい読み方は「まなむすめ」で、「あいがん」と読むのは、明らかに間違いです。
「あいがん」と読み間違えるのは、「娘」と音読みが「がん」である「眼」の漢字が少し似ていることから、混同してのことと思われます。
また「愛」が使われている熟語は、大多数が音読みの「あい」と読ませますが、訓読みの「まな」と読ませる熟語としては、「愛娘」の他、「愛弟子(まなでし)」等、数えるほどしかありません。
「愛娘」の意味
「愛娘」とは、「愛する娘、非常に可愛がっている娘のこと」を意味する言葉です。
「愛娘」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は愛娘を溺愛しています』
・『あのお嬢さんは、彼の自慢の愛娘さんです』
・『愛娘との表現はしばしば使われますが、愛息子と使われることはほとんどありません』
まとめ
「愛娘」の正しい読み方は「まなむすめ」で、「あいがん」と読むのは、明らかに間違いです。
また、この「愛娘」とは、「愛する娘、非常に可愛がっている娘のこと」を意味する言葉です。
