「工藤」という苗字は何と読むのでしょうか。
この記事では、「工藤」苗字での読み方について詳しく説明していきます。
「工藤」で使われる苗字での読み方は「くとう」と「くどう」
「工藤」で使われる苗字での主な読み方は「くとう」と「くどう」です。
「工」には「加工」【かこう】や「完工」【かんこう】など「こう」という音読みがある他、訓読みとして「たくみ」「たく(む)」「わざ」などの読み方があります。
一方、「藤」には「葛藤」【かっとう】や「懸藤」【けんとう】など「とう」という音読みのほか、訓読みとして「ふじ」という読み方があります。
「工藤」で使われる苗字での読み方で多いと考えられる読み方
「工藤」で使われる苗字での読み方で多いのは、一般的な読み方である「くどう」が圧倒的に多いでしょう。
この苗字は、他にも「くとう」「くどお」「くだう」「こどう」と読むことが可能ですが、それは稀なケースです。
また、この苗字は特に青森県や北海道で多く見受けられ、「工藤」姓の人は全国でおよそ207,000人いらっしゃいます。
ちなみに、この苗字のつく有名人には、元プロ野球選手の工藤公康(くどうきみやす)の他、芸能人として歌手の工藤静香(くどうしずか)や工藤美奈子[本田美奈子. の本名](くどうみなこ)、俳優の工藤堅太郎(くどうけんたろう)など多くの人がいます。
「工藤」の苗字で連想されるイメージ
「工藤」の「工」の字は大工職人を取り仕切る役所である木工寮のことで、その次官の木工助という役職に藤原為憲が任じられて工藤姓を名乗ったことが由来とされています。
そのため、この苗字からは「大工」や「棟梁」「建設役人」などのイメージが連想されます。
まとめ
「工藤」姓は、全国でも100位以内にランキングされるくらい人数がいる苗字です。
藤原氏の流れを汲む苗字である「〇藤」の一つでもあります。