この記事では、「白無垢」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「白無垢」の正しい読み方は「しろむく」と「はくむく」どちら
「白無垢」は「しろむく」読み、訓音読みになります。
訓音読みとは、訓読みと音読みが組み合わさった読み方で、「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。
「白」の音読みは「はく・びゃく」、訓読みは「しろ・しら・ しろ(い )・あき(らか)・もう(す)・せりふ」です。
「はくむく」とは読みません。
正しい読み方の結論
「白無垢」の正しい読み方は「しろむく」です。
「はくむく」とは読みません。
「白無垢」の意味
「白無垢」の意味は「表裏白一色で仕立てた着物、花嫁衣装や死に装束などに用いる礼服」「染めていない白い絹織物」です。
「白無垢」は「白」と「無垢」が組み合わさった熟語で、「白」は「きよい・けがれがない」という意味、「無垢」は「けがれがない・純粋」という意味です。
「垢」は仏教用語で「煩悩」を表し、「心を惑わすもの、欲やけがれたもの」という意味で、「汚れ」という意味の「垢(あか)」の語源にもなっています。
これに打消しの意味の「無」が付いて、「垢がない」という意味で使われています。
「白無垢」の言葉の使い方や使われ方
「白無垢」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『白無垢の美しい花嫁が入場する』
・『結婚式には是非白無垢を着たい』
・『娘の白無垢姿を見て両親が涙を流す』
まとめ
今回は「白無垢」の読み方について紹介しました。
「白無垢」の正しい読み方は「しろむく」で、「はくむくとは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。