「法度」の読み方と意味とは?「はっと」と「ほうど」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「法度」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「法度」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「法度」の正しい読み方は「はっと」と「ほうど」どちら

「法度」「はっと」と読み、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「法」の音読みは「ほう・ほっ・はっ」「度」の音読みは「ど・と・たく」ですが、「ほうど」という読み方はありません。

正しい読み方の結論

「法度」の正しい読み方は「はっと」です。

「ほうど」とは読みません。

「法度」の意味

「法度」の意味は「江戸時代に幕府が制定した法令のこと、武家諸法度・禁中並公家諸法度など」「一般的にしてはならないとされている事柄」という意味です。

「はっと」の語源は、東北地方のご当地グルメである「はっと」という料理に由来していると言われています。

「はっと」「ひっつみ」とも言い、小麦粉をねって作る汁物のことです。

江戸時代の百姓は貧しく、お米の代わりに小麦を使った料理を作って食べていました。

ところがその領地の藩主が「小麦ばかり作って米作りが疎かになる」「穀物の消費量が増えすぎてしまう」などの懸念から、「はっと」料理を禁止にしたのです。

ここから「法度」「はっと」と言うう様になりました。

「法度」の言葉の使い方や使われ方

「法度」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『取引先の前で頭髪の話題は御法度だよ』
・『飲み会で女性に年齢を訊くのは御法度だ』
・『職場で宗教の勧誘は御法度にして欲しい』

まとめ

今回は「法度」の読み方について紹介しました。

「法度」の正しい読み方は「はっと」で、「ほうど」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

読み方
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