この記事では、「常套句」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「常套句」の正しい読み方は「じょうとうく」と「じょうとく」どちら
「常套句」は「じょうとうく」と読みます。
「常套(じょうとう)」と「句(く)」が組わあさった言葉で、「じょうとう」「く」共に音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「套」の音読みは「とう」、訓読みは「かさ(ねる)・おお(い)」で、「じょうとく」という読み方はしません。
正しい読み方の結論
「常套句」の正しい読み方は「じょうとうく」です。
「じょうとく」とは読みません。
「常套句」の意味
「常套句」の意味は「ある機会にいつも決まって使う文句のこと」です。
その場面になると必ず耳にする決まり文句のことです。
「常」は「いつまでも変わらない」「ふつうの」「ありきたりの」という意味、「套」は「かさねる」「おおう」「ありきたりの」「ふるくさい」という意味、「句」は「言葉や文章のひとくぎり」という意味、「常套句」で、「いつまでも変わらない、ありきたりの言葉」になります。
「常套」が付く言葉として「常套手段(じょうとうしゅだん)」も良く使われ、「ある時に使われるいつも決まったやり方」という意味です。
「常套句」の言葉の使い方や使われ方
「常套句」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『逃げる犯人に「待て」というのは常套句だ』
・『ビジネスの常套句として「お世話になっております」がある』
・『彼はナンパの常套句として「どこかで会ったことあるよね」と言う』
まとめ
今回は「常套句」の読み方について紹介しました。
「常套句」の正しい読み方は「じょうとうく」で、「じょうとく」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。