この記事では、「拝啓」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「拝啓」の正しい読み方は「はいけい」
「拝啓」の正しい読み方は「はいけい」となります。
「拝啓」は「拝」を「はい」、「啓」は「けい」と読みます。
「拝啓」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「拝啓」の「拝」は音読みで「ハイ」、訓読みで「おが(む)」と読みます。
また、「啓」は音読みで「ケイ」、訓読みで「ひら(く)」、「もう(す)」と読むことができます。
そのため、「拝啓」を「おがけい」や「はいもう」などと読まないように気を付けたいものです。
「拝啓」について説明
「拝啓」とは、手紙の冒頭に書く敬意を表す語です。
「謹んで申し上げます」という意があります。
「拝啓」の漢字の「拝」は「おがむ」、「丁寧に敬礼する」、「お受けする」、「官位をさずかる」などを表しています。
また、「啓」は「ひらく」、「もうす」、「申し上げる」、「公文書」などを意味しています。
さらに、「拝啓」の反対の意味を持つ言葉は「敬具(けいぐ)」です。
「敬具」は手紙の結びに書く語で、「謹んで申し上げました」の意があります。
他にも、「謹啓」、「敬白」がありますが、「拝啓」、「敬具」よりも、さらに丁寧な表現になります。
そして、「拝啓」は英語で「Dear Sir or Madam」などと表記することができます。
まとめ
今回は「拝啓」についてご紹介してきました。
「拝啓」の正しい読み方や間違った読み方、または間違いやすい読み方を知ることで、言葉を適切に使えるようになるでしょう。