「欠乏」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「欠乏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「欠乏」の正しい読み方は「けつぼう」
「欠乏」の正しい読み方は「けつぼう」です。
「欠」には「欠番」【けつばん】「不可欠」【ふかけつ】など「けつ」という読み方があります。
「乏」は「貧乏」【びんぼう】「窮乏」【きゅうぼう】など「ぼう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「けつぼう」が「欠乏」の正しい読み方です。
「欠乏」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「欠乏」のよくある間違った読み方として挙がるのが「けっぼう」「かきぼう」です。
「欠」には「欠品」【けっぴん】「欠席」【けっせき】など「けっ」という読み方のほか「欠餅」【かきもち】「欠氷」【かきごおり】など「かき」とも読みます。
どちらも「欠乏」の読み方には当てはまりません。
「欠乏」について説明
「欠乏」とは、「不足していて必要量を満たしていないこと」を表す言葉です。
満足する量がなく本来必要な量に足りていないさまを表します。
目安となる必要量が分かっている場合に用いられる表現で、足りていないことで苦しい状況にある場合に使われる言い方です。
特に物資や資金、栄養素など必要度が高いものが少ない時に使います。
「欠乏」の言葉の由来
「欠」は足りないことを意味し「乏」はわずかであることを意味します。
「量がわずかしかなく必要量に足りていない」というのが「欠乏」の由来です。
まとめ
「欠乏」は不足していることが深刻な場合に使う言い方です。
切迫した場面で使われる表現なので正しい読み方とニュアンスを理解しておきましょう。
