「比類」は何と読みどんな意味を持つ言葉なのでしょうか。
この記事では、「比類」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「比類」の正しい読み方は「ひるい」
「比類」の正しい読み方は「ひるい」です。
「比」には「比例」【ひれい】「対比」【たいひ】など「ひ」という読み方があります。
「類」は「類例」【るいれい】「同類」【どうるい】など「るい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ひるい」が「比類」の正しい読み方です。
「比類」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「比類」のよくある間違った読み方として挙がるのが「くらべるい」「ひたぐい」です。
「比」には「背比べ」【せいくらべ】「比べ物」【くらべもの】など「くらべ」という読み方があり「類」は「類稀」【たぐいまれ】など「たぐい」とも読みます。
漢字の読み方としては正しいのですが「比類」の読み方には当てはまりません。
「比類」について説明
「比類」とは、「あるものと比べられるおなじ種類のもの」を意味する言葉です。
ある特定のものの比較対象になる仲間を指します。
あるものと別のものを比べるためには似たところがないとうまく比較できません。
比較対象になりえる同じような性質を持つものを表す言葉が「比類」です。
基本的には「比類ない」という形で使われることが多く、比べ物になる仲間がないことを押し出して独自性や特別性を強調します。
「比類」の言葉の由来
「比べるたぐい」に由来します。
まとめ
「比類」は圧倒的に優れているものを表す時に否定する形で用いられます。
やや大げさな言い回しですが目にする機会は多いので意味と読み方を知っておきましょう。
