「確報」とは何を意味しどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「確報」の正しい読み方と意味について解説します。
「確報」の正しい読み方は「かくほう」と「かくぽう」どちら
「確報」という言葉の読み方として「かくほう」と「かくぽう」の2つが思い浮かびます。
「かくほう」と「かくぽう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「確報」の正しい読み方は「かくほう」です。
「確」は「確証」【かくしょう】「正確」【せいかく】など「かく」と読みます。
「報」は「報道」【ほうどう】「会報」【かいほう】など「ほう」と読むほか、「日報」【にっぽう】「官報」【かんぽう】など「ぽう」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かくほう」と「かくぽう」のうち「確報」の正しい読み方は「かくほう」です。
「確報」の意味
「確報」とは、「確かな知らせ」を意味する言葉です。
あやふやな内容や定まっていない情報ではなく、確かできちんとしている知らせを指します。
一般的には正確さよりもスピード重視の知らせを意味する「速報」の反対語として使われることが多く、最初に一刻も早く知らせるために「速報」が入りその後に確かな内容を知らせる「確報」で確定するという形で情報が知らされます。
行政から統計データが発表される時に速報値ではなく確定値として知らされるのが「確報」です。
「確報」の言葉の使い方や使われ方
・『確報が入った』
・『真偽不明な情報なので確報を待っている』
・『速報の数値が確報で訂正された』
まとめ
「確報」は「かくほう」と読むのが正しく「かくぽう」と読むのは誤読です。
省庁からの公式発表で使われている言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。