この記事では、「胡桃」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「胡桃」の正しい読み方は「くるみ」と「こちょう」どちら
胡桃の漢字を見て、こちょうと読む人がいるものです。
確かに漢字単体で見ると胡は、こという読み方が出来ます。
ですがその後に続く桃の漢字は、とうとは読めても、ちょうという読み方は存在しません。
なので胡桃を、こちょうと読むのは間違いです。
胡桃は正しくは、くるみと読むべき言葉となっています。
正しい読み方の結論
胡桃は、くるみと読むのが正解な言葉です。
とはいえ胡は、くやくるという読み方は出来ない上に、桃の方も、るみやみという読み方も存在しません。
そのため胡桃を、くるみと読むと聞いてもピンと来なかったりします。
それもそのはずで、胡桃をくるみと読むのは、熟字訓と呼ばれる特別な読み方です。
複数の漢字を組み合わせる事により生じる特殊な読み方なので、胡桃は、くるみと読むと覚える必要があります。
「胡桃」の意味
胡桃は、かつて中国の北方にあった国に由来する胡の漢字に、桃の種に似ているという意味合いから桃の漢字を加える事で完成した言葉です。
だからこそ胡桃は、クルミ科の落葉高木の実やその総称を示します。
「胡桃」の言葉の使い方や使われ方
・『歩いている最中に、頭上から胡桃が落ちて来たので驚きました』
・『私は胡桃を使った料理が余り好きではありません』
・『ネットで胡桃の殻を簡単に割る方法を調べてみました』
まとめ
胡桃をこちょうと読むのは間違いで、正しくは、くるみと読むのです。
もっとも胡桃を、くるみと読むのは熟字訓という特殊な読み方によるので、漢字単体で考えても理解は出来ません。
そんな胡桃ですが、主にクルミ科の落葉高木の実を意味する言葉として、用いられているのです。
