会議やプレゼンで配られるのが「要覧」です。
この言葉は具体的に何を指しどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「要覧」の正しい読み方と意味について解説します。
「要覧」の正しい読み方は「ようらん」と「かなめらん」どちら
「要覧」という言葉の読み方として「ようらん」と「かなめらん」が候補になります。
「ようらん」と「かなめらん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「要覧」の正しい読み方は「ようらん」です。
「要」には「要求」【ようきゅう】「必要」【ひつよう】など「よう」という読み方と、「要石」【かなめいし】「要町」【かなめちょう】など「かなめ」という読み方があります。
「覧」は「観覧」【かんらん】「展覧」【てんらん】など「らん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ようらん」と「かなめらん」の2つのうち「要覧」の正しい読み方は「ようらん」です。
「要覧」の意味
「要覧」とは、「重要な部分のみをわかりやすくまとめた文章」を指す言葉です。
複雑な物事を分かりやすく説明するため複数の資料から要点のみを集めてまとめた文書を指します。
わかりやすさを最優先に作成されるため文章だけではなくグラフや図表なども使い、時間をかけることなく必要な情報が読む人に伝わるように簡潔にまとめます。
「要覧」の言葉の使い方や使われ方
・『プレゼン資料として要覧が配布された』
・『要覧を読めばおおよそのことは理解できる』
・『要覧だけで全てを理解したつもりになってはいけない』
まとめ
「要覧」は「ようらん」と読むのが正しく「かなめらん」は誤った読み方です。
理解の助けになる資料なので会議やプレゼンなどでうまく活用してください。