「近江牛」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「近江牛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「近江牛」の正しい読み方は「おうみうし」「おうみぎゅう」
「近江牛」の正しい読み方は「おうみうし」と「おうみぎゅう」の2つです。
「近江」は複数の漢字の組み合わせに特定の読みを当てた熟字訓と呼ばれる読み方の地名で「おうみ」と読みます。
「牛」は「牛小屋」【うしごや】「雌牛」【めうし】など「うし」と読むほか「牛乳」【ぎゅうにゅう】「猛牛」【もうぎゅう】など「ぎゅう」とも読みます。
それぞれの読み方を組み合わせた「おうみうし」と「おうみぎゅう」の2つが「近江牛」の正しい読み方です。
「近江牛」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「近江牛」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ちかえうし」「ちかえぎゅう」です。
「近」には「近道」【ちかみち】「駅近」【えきちか】など「ちか」という読み方があり「江」は「江戸」【えど】「松江」【まつえ】など「え」とも読みます。
「近江」は地名なので他の読み方は当てはまらず「近江牛」の正しい読み方も一つだけです。
「近江牛」について説明
「近江牛」とは、「岐阜県内での肥育期間が最も長い黒毛和種の和牛に与えられる銘柄」のことです。
日本の肉用牛としては歴史が最も古く三大和牛の一つとされています。
銘柄牛として農林水産省に登録されている読み方は「おうみぎゅう」ですが、地元では食肉加工する前の生きている牛を指して「おうみうし」と呼んでいます。
「近江牛」の言葉の由来
「近江国で育った牛」に由来します。
まとめ
「近江牛」はブランド登録されている銘柄牛であり勝手に名乗ることは許されません。
人気が高いブランド牛肉なので正しい読み方を覚えておきましょう。