「三文判」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「三文判」の読み方とは? 読み方

この記事では、「三文判」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「三文判」の正しい読み方

「三文判」の正しい読み方は「さんもんばん」です。

「さん・もん・ばん」全て音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「三文判」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「三文判」「みつもんばん」さんぶんばん」などと間違って読まれることがあります。

「三文判」について説明

「三文判」とは、「工場で大量生産され、文房具店などで売られている、できあいの安いはんこ」という意味です。

誰でも購入できて、形式的な書類や宅配便の受け取りなどに使われますが、公的な書類には不可とされることが多くなります。

「三文判」は文房具・事務用語として「三文判を押す・押した」「三文判で大丈夫」などと使われます。

似た意味の言葉に「認印(みとめいん)」があり、こちらは「印鑑登録していないハンコ」という意味で、オーダーメイドの印鑑も含まれます。

「三文判」「認印」のうち、大量生産されているもののことです。

「三文判」の言葉の由来

「三文判」「三文」は、江戸時代の通貨で、一文銭三枚分のことです。

一両・一貫など比べて、「三文」は非常に安い金額になることから、「安い物」「価値の低い物」に対して「三文」が使われ、「三文雑誌」「三文芝居」などがあります。

はんこは本来オーダーメイドで作られるものであることから、出来合いのものは「安物」として「三文判」と呼ばれる様になりました。

まとめ

今回は「三文判」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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