この記事では、「出穂」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「出穂」の正しい読み方は「しゅつほ」と「しゅっすい」どちら
出穂の漢字を見た人の中には、しゅつほと読んでしまう人がいたりするものです。
確かに出の漢字は単体で、しゅつという読みが可能な上に、穂の方も、稲穂等で分かる様に、ほという読み方が存在する漢字となっています。
だからこそその2つの読み方を単純に組み合わせて出穂を、しゅつほと読んでしまうのです。
所が残念ながら出穂を、しゅつほと読むのは間違いで、しゅっすいと読むのが正しかったりします。
正しい読み方の結論
出穂は、しゅっすいと読むのが正解な言葉です。
ただし穂の漢字には、すいという読みは存在しますが、出の漢字の方は、しゅつという読みはあるものの、しゅっという読みはありません。
というのもこれは、促音化と呼ばれるもので、2つの語が結び付いて1つの語になる際には、発音し易くするために、後ろの語の前に付くつは、っに変化させるのです。
出穂はそんな促音化により、しゅつすいではなく、しゅっすいと読みます。
「出穂」の意味
出穂は、外へでるやしゅっきんするといった意味がある出の漢字に、穀物のほといった意味を持っている穂の漢字を付け足す事により、完成した言葉です。
以上の事から出穂は、稲や麦の穂が出る事を表します。
「出穂」の言葉の使い方や使われ方
・『間もなく米の出穂期を迎えます』
・『今年の穏やかな気候が、出穂を促進させてくれた様です』
・『出穂後は、水管理をマメに行うのが大事です』
まとめ
出の漢字には、しゅつという読みがあり、穂の漢字には、ほという読み方があるのです。
そのためその2つの読み方を合わせて出穂の漢字を、しゅつほと読んでしまう人がいます。
ですが出穂を、しゅつほと読むのは間違いで、正しくは、しゅっすいと読むのです。
そんな出穂ですが、麦や稲の穂が出る事を表す際に、用いる言葉となっています。