この記事では、「道標」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「道標」の正しい読み方は「みちしるべ」と「どうひょう」どちら
「道標」には3つの読み方があります。
1つ目は「みちしるべ」で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「みちじるし」で、こちらも訓読みになります。
「標」の訓読みは「しるし・しるべ・しめ・しる(す)・こずえ」で、「じるし」と読むのは連濁(れんだく)になります。
連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。
3つ目は「どうひょう」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「道標」の正しい読み方は「みちしるべ」「みちじるし」「どうひょう」の3つになります。
ただし、読み方により多少意味が違ってきます。
「道標」の意味
「道標」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「みちしるべ・みちじるし」と読む場合、「道の方向や距離などを示す標識」「ものごとの順序を教えて人を導く立場の人や物」という意味です。
「みちしるべ」と読む場合、「ハンミョウという昆虫の別名」という意味もあります。
「どうひょう」と読む場合、「田舎道などで、方向や距離などを記して路傍に立てた標識」という意味です。
「道標」の言葉の使い方や使われ方
「道標」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『野山を道標(みちしるべ)に従って行く』
・『神の教えは私にとって人生の道標(みちしるべ)だ』
・『山道で道標(どうひょう)となる石を見つける』
まとめ
今回は「道標」の読み方について紹介しました。
「道標」の正しい読み方は「みちしるべ」「みちじるし」「どうひょう」の3つで、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。