「縁石」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「縁石」の正しい読み方と意味について解説します。
「縁石」の正しい読み方は「ふちいし」と「えんせき」どちら
「縁石」という言葉の読み方としては「ふちいし」と「えんせき」の2つが浮かびます。
「ふちいし」と「えんせき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「縁石」は「ふちいし」と「えんせき」のどちらも正しい読み方です。
「縁」には「縁取」【ふちどり】「縁飾」【ふちかざり】など「ふち」という読み方に加えて「縁側」【えんがわ】「奇縁」【きえん】など「えん」という読み方があります。
「石」は「石壁」【いしかべ】「庭石」【にわいし】など「いし」と読み、「石柱」【せきちゅう】「岩石」【がんせき】など「せき」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「ふちいし」と「えんせき」の2つに加え「へりいし」も「縁石」の正しい読み方です。
「縁石」の意味
「縁石」とは、「境界に置かれる石」です。
敷地と道路の境目や車道と歩道の間に敷かれる境界を示す石を指します。
場所と場所とを分ける境界線の役割を果たしており、場所の縁にあたる部分に置かれることから「縁石」と呼ばれます。
一般的には車道と歩道の境目にあたる路肩に設置されるコンクリート製のブロックを指しますが、庭園の外周や住宅の境界線に置かれる石も「縁石」です。
「縁石」の言葉の使い方や使われ方
・『縁石の内側が歩道である』
・『車が縁石に乗り上げる』
・『縁石で境界線を明らかにする』
まとめ
「縁石」は「ふちいし」と「えんせき」のどちらも正しい読み方で「へりいし」とも読みます。
日常的に目にしているものなので正しい読み方を覚えておきましょう。